虫歯と歯周病は歯科における二大疾患と言われています。
虫歯は比較的初期の段階で自覚症状が現れますが、歯周病はかなり進行しないと症状が出てきません。
それだけに早いうちの治療が大切です。歯周病は初めのうちは歯ぐきのみにとどまっていますが、次第に症状が進行し歯を支える骨にまで進むと、手術が必要になり厄介なことになります。
下記のような症状がある方は「歯周病」の可能性がありますので、検査をお勧めします。
歯石は、歯の表面についているプラークと唾液中のカルシウムやリンがまじり石灰化したものです。歯石がついていると、プラークがつきやすくなり、虫歯の原因になります。
また、歯石中の細菌の刺激や歯石自体の刺激も歯周病の原因になりますので、歯石は必ず取り除くべきです。
かたくなった歯石は自分では取り除くことができません。当歯科医院では超音波スケーラーやエアースケーラーやキュレット等を使って、痛くないように歯石をとってくれます。しかし、歯石の材料は口の中に多くあるので、一度歯石をとっても再度つくことがあります。そうならないためにも、歯ブラシの当て方に注意すると共に、3ヶ月に一度は定期健診とクリーニングを受けるようにして下さい。
歯肉炎は早い時期の治療と正しいブラッシングで必ず治る病気です。