当院で導入しているCERECの歴史はWerner Mörmann教授とMarco Brandestini博士によって開発され、1985年に世界初の歯科用CAD/CAMとして臨床応用されました。そして独自の技術が、より多くのデータ取得と、高い分析機能による迅速な処理を実現しました。
Primescanの「インテリジェントプロセッシング」が、ソフトウェアでの処理を要するデータを正確に転送。ソフトウェアとのインタラクションを確実なものとします。その結果、スキャンするスピードが速くても、完全な3Dスキャンモデルを表示することが可能となっております。
知っての通り今までは粘土状の印象材をトレーに盛りつけ、お口の中に入れて硬化するまで苦しい思いをしながら待ち、外すときも歯が引っ張られた苦い経験をしたことがあると思います。その反面「光学印象」は「デジタル印象」とも言われ、口腔内スキャナーで撮影することが印象なのでこれまでの煩わしさが全くなくなりました。
そしてこれらの検証されたオープンデータはシームレスに送信が可能で、デジタルラボや外注先パートナーは技工物の集荷に来る必要がなく、スキャンデータを速やかに受信し技工物の製作にかかることができるのです。
CEREC Primescanなら、歯科医師と患者さんにとっても最適なワーフクローと治療を実現することでしょう。
「目からウロコが落ちる」とはこの事。
この機器を導入したことで患者様の型とり作業が圧倒的にスピーディーになりました。
「多い・少ない・硬い・軟い・遅い」などのスキルの差が無くなり、誰が操作しても上質なクオリティーになる事で患者様に確実に還元されます。
ピエゾサージェリーシステムとは三次元超音波振動により骨組織のみを選択的に切削することで軟組織の侵襲を最大限少なくするように開発されたものです。他の骨切削法との比較写真をご覧になってもわかるように、ピエゾサージェリー法が臨床のみならず組織学的にも優れていることが証明されています。
このテクニックの出現により、インプラント治療を中心に口腔外科手術の新たな扉が開かれたのです。
ボクセルサイズ80μmの高解像度(※1)を実現し、水平にX線を照射することでアーチファクト(ノイズ)の少ない画像を所得できるようになりました。さらに、高精細な360度CT撮影モードと、ハイスピードで低照射線量の180度CT撮影モードを選択でき診断目的に合わせた撮影を行うことができます。そして、多彩なFOV(撮影領域)を設定できることから局所から広範囲まで、さまざまな症例に対応することができます。
※1・・・ボクセルサイズ80μmの高解像度:拡大してもギザギザのないスムーズで滑らかな画像
※1・・・ボクセルサイズ80μmの高解像度:拡大してもギザギザのないスムーズで滑らかな画像
小児用モード、歯の診断に特化したモード、顎の診断に特化したモードなど多岐にわたったバージョンでの撮影が可能となっています。 またAFP(全額自動焦点補正)機能・AGS(自動濃度強調)機能・細部までくっきりとした画像処理を行うAIE-HD(オートイメージエンハンサー)機能・リアルタイムにX線量を最適条件にコントロールし、 画像のダイナミックレンジを向上させるDDAE(デジタルダイレクトオートエクスポージャー)機能・歯列形態に合わせた3種類の断層軌道を選べる機能などを搭載しております。
使用させていただいた感想を説明させていただきますと、
①基本機能である根管長測定での精度は根管充填の仕上がりが向上しています。
また使い易さも追求され、より快適なエンド治療の実現に貢献しているのではないでしょうか。その理由として、気温や湿度などの環境変化、経年変化によって生じる測定値の誤差を自動補正し安定した測定精度を保つオートキャリブレーション機能を搭載しています。
②高周波モジュールを追加することで高周波通電機能を実現。
歯髄の焼灼、根管内外の感染組織や汚染物質の焼灼が行え、さらには歯髄切除用のモードを選択することで、電気メスとしても使用可能となります。これにより難治性ケースへの治療の選択肢が増えたことになります。
これは小さなカード型のip(イメージングプレート)でレントゲン撮影したもの(通称デンタル)をスキャニングするためのデジタルx線画像システムです。
モニターに写し出されるまでたったの10秒で完了です。さらに自動最適化機能により自動調整することでコントラストに優れたシャープでクリアな画像を安定して出力することができます。
私たち医療現場においてレントゲンの読影は必須のものであり、その精度が上がるということはより良い診断が可能となったことを意味します。
フッ素をイオン化させ、塗布するよりも効果的に歯にフッ素を浸透させることができる装置です。むし歯予防や知覚過敏症、さまざまな根管治療に高い効果があります。
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歯科用切削器具(タービン・コントラ)に付属しているライトはLEDにすることでさらに視界良好な治療を行っております。
レーザーを使用した虫歯診断装置です。虫歯の程度が数値で表示されますので、より正確な虫歯の診断が可能です。もちろん診査では、まったく痛みなどはありません。
診療の際に拡大鏡を使用することにより、肉眼では見えないより細部まで見ることができるため、高い精度での治療が可能となります。
お口の中は乾いていませんか?測定方法はセンサーを押しあてるだけ、数秒で計測可能です。
「パ」・「タ」・「カ」それぞれの反復発音テストで舌・口唇運動機能低下の診断をします。
舌の運動機能低下を最大舌圧として測定し低舌圧を診断します。
グミのようなものを咀嚼してもらいどれくらい噛めるかで咀嚼機能低下の診断をします。
患者さまのお口の中を撮影し、技工所とのやりとりや、患者さまへの説明用に使用します。
こちらは患者様説明用専用小型口腔内カメラです。
カタどりした模型をきれいにトリミングして診断や製作作業を行いやすくする技工用機械です。
細菌検査を行うときに、37℃(体温)で培養し検査判断をします。
石膏を練る際に真空にすることで、気泡の入っていない模型が出来上がり精度の高い製作物が患者さまにセットされます。
コードレスタイプの清掃器具なので歯科衛生士の操作性はもちろんの事、患者様も振動を感じる事のない優れモノです。いずれも着脱方式はプッシュ式ではなくネジ式なのでヘッド部分がとても小さく、カップやブラシも柄の長さを必要としないので患者様のお口の中でスムーズに動かしやすいことが特徴です。
樹脂を固めるのに従来はハロゲン球の光で40秒以上かかったものがコードレスタイプのLEDになり、歯にやさしく3~10秒で硬められ、お口をあけている時間を大幅に縮小しました。